Big Shots

Bigshots
ということで、フィーチャリング from mixi
いやぁ、ひさびさのネタができちまった。

mixiからきた人、ごめん、ネタとしていけそうなんだもん。

仕事で某大手GMSへ行った。

リラックスした中にも緊張感の途切れないプレゼンテーションを終え、連れと昼食のために、建物内にあるファミレスの席に着いた。

日替わりランチを注文した頃、隣の《予約席》に年配者が二人腰を掛けた。出迎えたウエイトレスのばかに丁寧な応対や、周りの客=社員の反応、視界の隅からでも見てとれる雰囲気から、どうやらエライ方らしい。連れもそれに気付いたのか、しきりに目配せをする。
だが私のアンテナはそれほどの感度を持ち合わせていなかった!ザンネンっ!
注文が届くと、イカ野菜炒めをパクパクとほうばった。半分ほど片付けた頃、二人のうち年かさな方が話し掛けてきた。

「おたくたち、どちら?」
私はムシと自分から名乗らない人がキライだ。特に敵陣地の内部では。



「あんたは誰だ」


とは言わずに、人間の言葉で、

「うみやま商事(仮)です。お世話になっています」
「あぁ、あのうみやま商事(仮)さんか、今回はどんなようで来たんだ」


「おたくが売るためのものを売ってやるんだ」


ウソ
「えぇ、カクカクシカジカで、、、」
ひとしきり大人の会話。

すっかり料理も冷め、次の得意先に向かう時間。
そろそろと席を立ち、
「改めてお世話になります。で、失礼ながらこちらの方でいらっしゃいますか」
とたずねると。しばらくの間の後、

「あぁ、ここの名誉会長だ」

!!!!!!!!ぎょっ!!!!!!!!!
天下の"丁卜ーヲー力道"CEOのイトーさまと、COOのスズーキさまでいらっしゃいましたかぁぁ。ははぁぁぁ、、ひかえます、ひかえます、わたしがあのときに万引きをした少年です。ゴメンナサイゴメンナサイ。でも買ってください!!

という表情で、目で非礼をわびながら、名刺をおずおずと渡してきました。

とてもお話のしやすい、気さくなオジサマでした。っと。