三河みりん  角谷文治郎商店

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ぐるまんの実家は愛知県碧南市
片田舎ですが、けっこうイイモノ産んでる
隠れたエッジの効いた街なのですが、
そんな街で産まれた最高に美味いみりんをご紹介。

角谷文治郎商店
大浜魚港近くの、昔ながらの住宅街の中に
ひっそりと建つむかしながらの味醂やさん。
近く には、もの凄く美味い沙魚(はぜ)の甘露煮を作っている
工場もあるのだが、これはまた機会をみて紹介するとして。

昨今、本物の調味料が少なくなっていると思う。
特にそれが顕著に現れているのが、みりんだろう。
酒税法の問題や、値段や認知の問題で、みりんもどきの
調味料が沢山でている。まあ、こいつらの旨味なぞ
たかが知れてるわけで、滋味深いウマサなんて
これっぽっちもない。いくらいい素材を使っても、
こういう調味料類が情けなかったら、お話しにならない。

みりんは、もともとは、甘いお酒。
ワインでいえば、ソーテヌル。いや、それよりも甘いか。
甘い甘い米のリキュールなのです。ちゃんとした味醂なら
そのまま呑めますから。

さて、いろいろ味醂が有る中で、なぜこの三河みりんか?
まず、滋味高いという点と、素材をしっかり活かすが、
力強さがしっかり根付くという点、更には、自然な甘みが
つくという点と「とにかく美味い」という点かな。

正月にお屠蘇ってやるでしょ?
普通は日本酒に屠蘇薬をつけ込むのがセオリーなんだが、
我がぐるまん実家では、最高に美味いみりんに屠蘇薬をつけて、
神棚に奉ってます。本流でいけば、みりんなのです。

旨味、てり、何もかもが別格のみりんです。
是非つかってやってください。きっと、大手系のみりんを
使ってる事がばかばかしくなること、うけあいです。