六本木で映画を見るということ

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会社と自宅からの利便性ゆえにココでの利用頻度が高いのですが
明らかに他劇場と笑いのツボが違うように思う。

なぜなら周りはネイティブばかり。
こ、これはもしやヒルズにお勤めのトレーダーか
果ては麻布界隈の大使館の皆さんか。
・・・タダの英会話教師だったりして・・・。

さておきネイティブの皆さんは字幕からは想像もつかないところで
お笑いになったりする。
それは翻訳家の限界もあるかもしれないが
(彼らは時に正確に訳すことよりも”平たく”訳すことを要求される)
それ以前の問題であるような気がする。

本日「バットマン ビギンズ」鑑賞。
トム・クルーズとの婚約で有名になったケイティ・ホームズ
顔をまじまじと見つつ、バットマン役のクリスチャン・ベール
チョイ泣きになりながら「今の僕は本当じゃないんだ」
とのたまった時

隣の欧米人カップル大爆笑ブブブブブ。

バットマンの実家?は大金持ちで大きな会社も
持っているのだが、それに絡んだ株式取引や
それにまつわる皮肉めいた台詞に場内爆笑。
こ、これってトレーダーの皆さんがお笑いになってる?

オーシャンズ12」でも「それって倫理的にいいの?」
という台詞の「モラリティ」って言語に反応したのか
やっぱり場内爆笑。

日本じゃ「倫理」なんて価値基準は薄いもんなー
(いい・わるいは別として)

そういった反応も楽しめる意味でヒルズの洋画鑑賞は
とーても楽しいのだが、これが邦画となるとね・・・
イマイチ物足りません。

さぁ、皆さんもご一緒にネイティブと大笑いしましょう!