壷家 東京・大泉学園

ふらっと大泉学園を歩いてみた。
偶然通りがかったのだが、美味しそうなオーラが漂ってたから、
いってみたら、これがまた俺的にカナリいいかんじの店でした。
１００点ではないけどね・・・それに近い。俺好みの店。
ああ、しかし美味かった。

ゆめりあの方へ歩いていくとすぐにあるんだ、このお店。
表では、今の時期だからかもしれないけど、蚊取り線香してあって、
なんか郷愁を感じさせる。

中に入ると、イキのいいおにーちゃん（イケメン）が御出迎え。
店の雰囲気も、和チックでいいかんじ、おちつくね。
まあ、ここまでは、そこいらの店とかわらん。
圧倒的に違うのは、味。

メニューは、全て手書き。フード系全てあわせても３０種類くらい。
しかし、関心したのが、全て季節をふまえた和食である事。
見た目も食べたかんじでも四季が感じられてよい。しかもお手軽感覚。
例えば、この生春巻きにしても、アスパラ、海老、とびっこを使って、美味く仕上げている。
だしのとりかたも、美味い。季節ごとにメニューがかわるっぽいので、そこらへんも注目だ。

締めにチャーハン頼んだんだが、これがまた秀逸。
塩を控えめにした、ぱらはらりなチャーハンに、
ふわふわにら玉をのっけて、とろとろり。軽めに醤油と一味をふったなら、
至極のひととき、完敗です。

食べたものすべてに個性があり、淡く消えていく、記憶はずっと残る。
チェック前に出るスープもまた格別で、店出たあとには、
嫌な後味が全く残らない、さわやかなひと時。

いや、久々に料理に感嘆を覚えた。心から「これはうまい」
「勉強になる」と思えた、そんな店でした。

スタッフも相当気合いはいってるのがいい。ちょっとやんちゃっぽそうだけどな。